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体よろこぶ! 効果的で無理なく続けられる セルフリンパマッサージのおすすめ

美肌になれて、ダイエット効果もあり、疲労回復、ストレス解消など、良いこと尽くめのリンパマッサージ。

おうちでセルフですれば、サロンに行くよりもお財布にやさしく、通う時間や予約の手間もかかりません。

「でもリンパマッサージってちょっと面倒くさそう…。」という方にこそ取り入れていただきたい、お風呂上りの保湿を兼ねたお手軽リンパマッサージをご紹介します。

リンパマッサージとは?

全身には、網目のようにリンパ管が張り巡らされています。

そのリンパ管の中にはリンパ液が流れ、不要物質(老廃物)を回収し、運搬する働きをになう下水道のようなもので、体の浄化システムとして大切な役割を果たしています。

リンパの流れが滞ると、余分な水分や老廃物がたまりやすくなります。

これが、むくみやコリなどのさまざまな不調の原因です。

リンパマッサージにより、体の巡りを促すことで、これらの不調を緩和することができ、代謝がアップ、健やかな体へと導きます。

 また、“詰まり”をリセットすることで、自律神経やホルモンの乱れも整ってきます。精神的にも肉体的にも正常な状態へ戻していくことが可能なのです。



必要なものは?

用意するものは、ボディ用のオイルやミルクローション。マッサージ用でもそうでなくても、なめらかに伸び、肌に摩擦が加わることなくマッサージができるものであれば、どのようなものでも構いません。香りやテクスチャなど、お好みでセレクトしてくださいね。

お風呂上りをおすすめする理由

基本的にはいつおこなってもOKのリンパマッサージ。

お風呂上りの体が温まっているときは、リンパも流れやすく効果的な上、保湿効果としても絶好のタイミング。

反対に、控えたいのは食後2時間と飲酒後、生理中と妊娠中。
過度の疲労時や病気のとき、皮膚にトラブルがある場合も控えましょう。


はじめる前に

マッサージをはじめる前に、コップ1杯の水(白湯)を飲みましょう。

水を飲むことによって、老廃物が流れやすい状態になります。終わったあとにも水を飲むことによって、水分補給とリンパの循環をより促す効果があります。

リンパマッサージは、心臓に遠いほうから近いほうへと流していくのが基本です。

リラックスできるよう、どの部位もゆったりした速度でおこないましょう。

力加減はあくまでやさしく。力を入れすぎるのは逆効果です。

皮膚のすぐ下にあるリンパの流れを、そっと後押しするイメージでよいでしょう。

それぞれの部位を、15~20回おこないます。



それでははじめてみましょう!

STEP1 足の裏と甲

足の裏をまんべんなく押す。

足の指と交互に手の指をかませるようにして、左右に10回ずつ回す。

末端をほぐします。

STEP2 ふくらはぎ~太もも

両手で足首を包み、足首から膝窩リンパ節に、膝から脚の太ももの付け根に向かって、手のひら全体を密着させながらさすり上げる。

太ももの付け根は、鼡径リンパ節があります。

リンパは体中を巡り、最終的にリンパ節にたどり着きます。

先ほどリンパ管は下水道と例えましたが、リンパ節は下水道から流れてきたゴミ(老廃物や不要な異物)の処理場。滞った余分な水分も一緒にリンパ節へと流してしまいましょう。

STEP3 背中~腰

両手を背中のできるだけ高い部分まで上げ、その位置から腰に向かってさすり下ろす。

STEP4 ヒップ

ヒップを包み込むように両手を置き、内側から外側へヒップラインの丸みに沿ってなであげましょう。

ヒップに触れたとき冷たい方は、体が冷えています。リンパマッサージを続けると血流がアップし、冷え性改善にも繋がります。

STEP5 腕

手首を軽くつかみ、腕の付け根までさすり上げる。腋窩リンパ節に向かってリンパを流しこむように。最後に腋窩リンパ節を軽くプッシュ。

STEP6 バスト

バストを両手で上下に包み、上の手は内側から外側へ、下の手は外側から内側へ。腋窩リンパ節にリンパを流すイメージで。

バストアップ、肩こりに効果的。

STEP7 おなか~下腹部~鼡径部

おへそを中心にして、時計回りで円を描くようにさする。

その後、鼡径部に沿って上から下へさする。

硬い部分をほぐすことで、骨盤内の血行を良くし、女性機能を高めます。生理痛のある人は念入りに。

STEP8 デコルテ

親指以外の4本の指を鎖骨の下のくぼみにあて、中心から鎖骨下を通って腋窩リンパ節までさする。

鎖骨にあるリンパ節は、各リンパ節の「最終出口」と言われています。排泄機能を高め、老廃物のたまりにくい体を目指しましょう。

STEP9 肩

耳下腺に手をあて、肩先へ向かって下へさする。

肩こりがひどい方は、さする回数を増やしてみてください。

STEP10 顔

両手で顔を包み、フェイスラインに沿ってこめかみまでさすり上げる。

リラックス効果があります。

ゆったりしたリズムの音楽をかけたり、アロマキャンドルを灯したり、間接照明にするなどして、よりリラックスできる空間でおこなってみてくださいね。

毎日、もしくは2日に一度、できるペースでコツコツ続けましょう。

継続していくと、お肌がすべすべになってきた、ボディラインがすっきりしてきた、肩こりが楽になった、よく眠れるようになったなど、何らかのうれしい変化を感じるはずです。習慣化して健康とキレイを手に入れましょう。


ペンネーム:Emiko

自己紹介:趣味はカメラと映画鑑賞。健康オタクだと思われがちだが、お菓子に目がない。



野田ハニー
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